こんにちわ。
系列系ビルメンの僕です。
ビルメンと言えば「楽だけど薄給」の代名詞です。
実際にいくらの給料をもらっているのか見ていきましょう。
- ビルメンの給料安っっ!!
- 独立系だと、もっと安っっ!!
- 安い給料でもビルメンになる魅力がある
- 老後2000万円問題なんて投資してれば問題ない
ということを現役ビルメンの僕が伝えたいと思います。
安い、正直安い!!転職して年収100万下がりました
でもね、安いけど納得できる仕事の楽さ加減があります。
給料安いビルメンが通りますよー!ってことで私のスペック。
- 未経験、38歳でビルメンに転職
- 系列ビルメン4年目
- 前職:ブラックベンチャーで疲弊
- 学歴:九州の工業高校卒
- 入社時の所有資格:第2種電気工事、危険物乙4、運転免許
都会の会社で疲弊してた田舎出身の高卒ですねww
そんでビルメンになってもらった給料を公表しますね。
- 1年目:330万円
- 2年目:350万円
- 3年目:360万円
- 4年目:410万円
うーん、首都圏に勤めていて30代の給料としてはどうなんでしょう。
既婚者子持ちの私的には安いと思います。前職は残業まみれでしたが500万円ほどの給料をもらっていましたので。
転職したら150万円ほど年収が下がって、最初のうちはショックでしたね。
しかし4年目から宿直勤務になり、宿直手当と残業手当が増えたので年収は400万円を超えました。
系列ビルメンは毎年昇給しますので、月並みのお金を求める方はぜひ系列系に挑戦してみてください。
万年人手不足の業界ですので、40歳以下くらいなら無資格でも系列系に入れます。
メリット
- 毎年昇給する
- 仕事が安定している
- 福利厚生が良い
- 少なくとも年収300万はもらえる
- 長く勤めれば年収600万くらいは行く
デメリット
- ビルメンにしては仕事が大変
- パソコンできないと辛い
- コンプライアンスにうるさい
- 親会社に左右される
- 役員は親会社出身だらけ
独立系ビルメン会社は安く仕事を取ってくるので、オーナーもそこまで仕事のクオリティを求めない傾向にありますね。
オーナー「安いから仕事もそこそこでオッケー」という感じです。
一般的な独立系会社の年収はと言うと
- 年収250万円
- ボーナス:寸志程度
- 昇給:10年で1万円程度
どうでしょうか、結婚を考える人には少しきびしいかもしれませんね。
しかし、独立系ビルメンには最大のメリットがあります。
仕事がとにかく楽
- 最低限の検針さえしておけば良い
- ずっと防災センターでスマホ
- クオリティは求められない
と、こんな感じの天国現場がたくさんありますね。
官公庁なんかは独立系ビルメンが入札していますよね。役場の施設なんてぶっ壊れると思いますか?設備の入れ替えなんかも予算の都合でめったに発生しませんよ。羨ましい、、
メリット
- 仕事がとにかく楽
- 仕事に高クオリティを求められない
- 最低限の点検だけで許される
- 官公庁系の現場が多い
- 採用されるのが簡単
- 【未経験募集】がとても多い
- 転職回数不問
- 社会復帰に最適
デメリット
- 給料が安い
- 年収300以下になる可能性
- ボーナスって何?
- 昇給って何?
- 安定って何?
系列系、独立系のどちらを選ぶかは人それぞれです。
選択基準はこんな感じでいいかなと
- そこそこの給料が欲しい ←系列系ビルメン
- 仕事は楽を求めたい ←独立系ビルメン
独立系ビルメンで給料安くて生活できないと感じるなら、資格取って系列系に転職すればオッケーです。
私の勤める系列系にも、独立系から転職してくる方がたくさんいます。
というかほとんどが独立系ビルメンですね。うちの会社の面接基準はだいたいこうです。
- 40歳以下なら無資格でも面接する
- 40歳以上はビルメン4点セットあれば面接
- 独立系ビルメンからの転職は歓迎
- ビル管持ってれば大歓迎
- 独立系よりは給料が上がる
系列系とは言え人手不足には変わりないですからね。
独立系→系列に転職するのは給与・福利厚生面では有利ですね。
もちろん仕事のクオリティや書類等は増えますので、そこは覚悟しなければいけませんが、正直ビルメン業界の仕事量なんて、たかが知れているレベルです。
給料の低いビルメンですが、それでも私はビルメンに転職してよかったなと思う点がいくつもあります。
- 業界ならいくらでも転職できる
- 休みが多くて最高
- 家の修繕くらいなら自分できるようになる
- 仕事の知識で小遣い稼ぎができる
一つずつ説明していきますね。
ビルメン業界は高齢化に悩まされていて常に人手不足です。
ビルメンの業界誌には「外国人の採用は是か非か」、「人手不足をどう乗り越えるか」などの特集が頻繁に掲載されています。
実際に系列系の私の会社にもビルメンのイメージが悪く、人が面接に来てくれません。
なので経験者はどのビルメン会社も大歓迎です。
ビルメン会社を歩き渡る人は「渡り鳥」と呼ばれますね。
ビルメンの醍醐味の一つに休みがとても多い、というものがあります。
宿直勤務になると最高の勤務体系が待っています。
宿直→明け→休み
この勤務を繰り返すので、実質年間休日が240日になります
趣味に明け暮れる人、副業で稼ぐ人、不動産投資の物件を探しに行く人、家族でゆっくり過ごしたい人、それぞれが時間を持て余して幸せそうです。
休みが多いってのがビルメンの超絶オススメなメリットですね。
一般住宅の修繕くらいならすぐに自分でできるようになります。
- シンクの水漏れ
- 壁紙の剥がれ
- フローリングの欠け
- トイレのつまり
この程度の修繕なら一瞬で直せる技術が身につきます。
一般家庭の修繕なんてオフィスビルでのトラブルに比べれば可愛いもんです。
ビルメンで習得できる修繕は立派なスキルですね。
そして、一般家庭では必ず水回りや家のトラブルが発生します。
困った人を助ければお金になるのがこの世の常。ビルメンで習得した技術を使えば小遣い程度ならすぐに稼げます。
私はビルメンになってから近所の人のこんなお手伝いをしましたよ
- 水漏れの対応
- 食洗機の取付け
- 床下の水漏れ確認
こういった作業はビルメンやればすぐに覚えられますね。そして一般の人にとっては慌てふためく一大イベント。
困った人を助ければお金をもらえるのが世の常
ビルメンのスキルはお金になる!ってことを覚えておいてください
ビルメンは給料安い、それは事実です。給与に関しては世間の並以下かもしれません。
しかし給料安くてもその分お得な部分がたくさんあります
- 仕事がとにかく楽
- 宿直やれば休みが多い
- 転職が容易に可能
- 家の修繕で小遣い稼ぎができる
- 給料ほしければ系列に行けばいい
ビルメンでお金持ちになることは不可能でしょう、しかし安定してそこそこの生活を送るには十分です。
渡しの場合は、仕事が楽なおかげでメンタルが保てます。